きのこメモ 忍者ブログ
& きのこに関係ないつぶやきなど…
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明日早朝、東北へ向う予定・・・
天気予報を見ると、なな・・・なんと台風18号と東北で丁度かち合うではないの・・・が~ん
あーうー・・・と言葉が出ない。
樹木の多そうな公園の近くのホテルを選んだのに・・・
ホテルの窓から雨と風を見に行くようなもんだね。
その前に・・・ちゃんとJRは走るんだろうか。
観察会は11日なので、きっと晴れるだろうけど
台風で森(観察コース)は荒らされてはいないだろうか

数年前の台風18号は北海道に上陸し、甚大な被害を及ぼした。
道内のあちらこちらで樹木はなぎ倒された。おそらく支笏湖周辺だけでも何十万本という木がなぎ倒され、あの森この森がガレバと化した。札幌市内でも北大のポプラ並木が倒され、台風の怖さをまざまざと見せ付けられた。
 台風18号かぁ・・・なんか・・・やだなぁ。
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 夕方、近くのピンポイントフィールドに行くと、お馴染みの毒キノコベニテングタケが出ていた。
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コロンと身のしまった幼菌が結構あって、1本なら大丈夫?、塩漬けにしたらもっと大丈夫?採りごろだよねぇ、そんなことを思いながら横目でみていた。採らないで後悔するよりはと考えた結果、幼菌を20個くらい採取した。
家に帰ってきてからスライスして茹でて塩漬け。ベニテングタケの旨み成分は毒成分と思いながらも、茹で汁はどんな味?と小さじですくって味見。うっわ~すごい旨み!! 
茹で汁を捨てるのはもったいない。
もしかしたら使いすぎて中毒することもあるかもと思いながら小分けに分けて冷凍。
いつか旨み成分に誘われやっちゃうかもしれない・・・
そのときは吐き気と睡魔か。
 仕事から帰ってくると、玄関フードに小さな紙袋が置いてあった。「観察会で○○先生が○○カサモドキと同定したものです。確認してください。」とメモ書きがあった。そのメモを読んで、どういうこと?と少し腹立たしい思いがした。キノコ界の大御所である先生の同定を、私ごときが偉そうに同定を覆すなんてことはしたくないし、その片棒を担ぎたくはない。 
 届けてくれたAさんに電話をすると、Bさんが持ってきたので届けただけで「自分は関係ない」という。AさんはBさんに頼まれ、さらにBさんはCさんに頼まれたという。AさんとBさんを介してそのキノコは私の所へきた。Cさんに電話をすると、「いやいや、○○先生も分からないといったものなんですよ。会員同士で本家かモドキか意見が分かれ、それで本家かモドキか調べて欲しくて、白山に渡るように頼んだんです。」という。メモ書きと話は全く違っていた。

 もしもCさんから先に依頼の連絡でもあれば誤解しなくて済んだのに、又聞きの人を介してが誤解の原因になった。しかし、そのメモを書いて置いていった人は何も思わなかったのだろうか。受け取る側の気持ちも考えず、頼まれ届けただけだから自分は関係ない・・・そういうもんなんだろうか。
 ちょっとした連絡がないために誤解を生んだだけと些細な事かもしれない。でも、人間関係ってそんな些細な所から崩れて行くんじゃないだろうか。
 自分もそういうミスは往々にしてきていると思うし、人様のことはとやかく言えないんだけど・・・今夜はブスッ(`з´)としていた。 
私は蛙やカナヘビとか手で捕まえられるのに
虫が大の苦手、野山に行って小さな幼虫でも体についたもんならパニックっている。
前に、車の運転をしているときにどこで付いたのかひざの上を尺取虫が歩いているのを見て
心臓が止まりそうなほどに大慌て。
イヤ慌てるな、落ち着け落ち着け、まずは車を止めることだ・・・と自分に言い聞かせ、路肩に車を寄せる間、ひざから体のどこかに移りはしないか気が気ではなかった。車から降りて、落ちていた棒ッ切れでハラってホッとしたけど、まだ付いているんじゃないかと帽子やジャンバーを脱いでバタバタ払い、車の中を見回し座る有様。
そんなんなので、蝶の羽はじっくり見たことがないし、蝶にもさわれなかった(幼虫ほど嫌いではなかったけど)。
とあることがキッカケでカラスアゲハを道路で拾った。
そのカラスアゲハは飛べないけれど、飛ぼうとして羽をひらひらさせていた。
そのとき・・・蝶の羽って、こんなに綺麗だった?と、見入ってしまった。
その後、ある公園の花畑でカラスアゲハやアゲハチョウを見ては「綺麗だなぁ」・・・。

先日、ヤママユ蛾の羽を拾った。
産卵のために街灯(木製)に集まった所を、鳥に食べられたのか羽だけが残されていた。
きょうはそのヤママユ蛾の鱗粉を顕微鏡で覗いてみた。
鱗粉というと丸い形のイメージがあった。
でも、鱗粉のひとつひとつが空気の抵抗を受けるように出来ているのか、丸い形ではなかった。
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照明を変え実際に見ると、キラキラとっても綺麗。
画像で忠実に表現するのは難しいみたい。
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たぶん形や角度や光の当たり具合で見える色は違うんだろうね。
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鱗粉は蝶や蛾の種類によって色んな形があるんだろうか?
これを実際に覗いているように映し出すことが出来たらいいよねぇ。
そんなことを思いながら鱗粉を覗いていた。

 かつて、レンタル掲示板でスパム投稿が多くなり、そのまま継続するのが嫌で現在使用している掲示板に移行し、掲示板は現在2代目。2代目掲示板はスパム投稿防止策はかなり練られていたハズだった。しかしその防止策も破られポツポツとスパム投稿されるようになってきた。かくなる上は「Http://」を投稿拒否設定しなければならないだろうか、それともこれまでのおしゃべりボードをソックリそのまま別のURLにお引越しさせようかと思案している。しかし、お引越しだけではやがてスパム投稿が繰り返されるのは目に見えている。たぶん、投稿キーを設置すれば大方のスパム投稿は防止できる。けれど、投稿キーを設置すべくCGIファイルを改造する力量は私にはない。
たかが1日1件程度とはいえ・・・それがネットを利用する側のデメリットと単純に解せない私はすごく不愉快。どうしたものかなぁ・・・。

<追記>
昨日(30日)・今日と(スパムが)投稿されていないので、たぶん拒否設定している語句があるため投稿をはじいていると思う。投稿キーの設定は教えてもらい、設置が可能となった。もう少し様子を見て、スパム投稿が多くなるようなら、そのときに投稿キーを設置しようかと思う。

 きょうは、娘にチョイ用があって函館まで行ってきた。途中森町の道の駅裏にある公園を散策。昨年はそこで色んなきのこが見られ、どうだろうか寄ってみた。めぼしいきのこはオニイグチだけだった。
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少し奥に行くと、思わず「あ・・・きのこ」。
ヒダはあるのかなぁと近づいてみると、残念ながらヒダはなかった。
どうせつくるんなら・・・こだわってほしいよねぇ。
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森町を後にして、地図を見ながら大沼公園にある大沼森林公園に行って見ることにした。

写真は駒ヶ岳をバックにした大沼(森林公園とは別場所から撮影)。
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大沼森林公園は、手入れがそこそこされていて、きのこが生えやすい環境・・・いいかもと少し歩くと
やぶ蚊がなんだか多いみたい。
車に戻りウィンドブレーカーを着て虫除けをたっぷりつけて歩き直した。
行けども行けども、きのこは3・4種あったものの、殆どない状態。やぶ蚊は防虫スプレーなんざ全く役に立たないくらい寄ってくる。草を引っこ抜いて草でやぶ蚊を払いながら歩いた。1kmくらい歩いただろうか・・・やぶ蚊はいよいよ酷くなり、少しでも立ち止まろうもんならブスブス刺してくるので写真なんてとても撮れる状態じゃなく、最後は「こんなに奥まで来るんじゃなかった」と後悔しながら引き返した。いたるところ湿地があるので、蚊が多いのは当然かもしれない。娘にそのことを言うと「そ、あの辺は蚊がやたらと多いのよ」と、きょうだけが特別多かったわけではないみたい・・・6月から9月頃は、とても散策できないだろうなぁ・・・いい場所なのに。

用を済ませ、帰り道にどこか温泉でも寄って行こうかと
前々から濁川温泉(森町)ってどんなとこだろうと思っていたので行ってみることにした。
国道5号線から山間に5kmくらい行くと、建物があった。
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ふ~ん・・・これまた想像から外れて、今度は小さい建物だった。
広間はフロアにゴザが敷いてあって、ゼラニウムや金のなる木の鉢植えが何鉢も置かれ
景色の写真は中途半端に飾られ、なぁ~んかゴチャゴチャッとした感じ。

お湯は、にごり湯とあって濁ってはいるけれどホンの少し濁っている程度。
ただ・・・硫黄のニオイというか・・・温泉らしいにおいがして湯船の縁には湯の花がついている。
たぶん泉質は良いのだろうと思う。全体として古いので綺麗とはいえず(でも、お掃除はちゃんと行き届いている。)神経質な人には向いていないかもしれない。

 きのこがないと、「温泉でも入っていくかなぁ」とどうも思ってしまう。横道に入って、もしもきのこ見のいい場所でも見つかれば万々歳といったところか・・・きょうは残念ながらヨサゲな場所は見つからなかった。

 きのう羊蹄山方面へ出かけ、いくつかのきのこを見かけたものの、これは撮りたいと思うきのこに出会えなかった。その中で唯一、肉厚の綺麗なニカワハリタケに出会い、その前でしばし足を止めた。
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これまで、ある程度大きなものは一部溶けていたりして試食してみようかという気にはなれなかった。
目の前に、試食してみるだけのそこそこの量があり・・・試してみようか・・・と採取した。
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話は変わり・・・
羊蹄山麓からの帰り道、真狩温泉に寄ろうと思い行ってみると定休日。諦めて途中、日帰り入浴歓迎の看板を見つけたらそこへ行って見ようと京極のほうに回ってみた。あらたに歩き易いようなトドマツ林が見つかれば良いと思いながら京極町に入ると、小樽・赤井川方面という標識があり,京極から小樽に抜けられるんだ・・・と知り、その道路へ入った。めぼしいトドマツ林は道路沿いになくて車を止めることはなかった。途中から小樽・キロロ方面と赤井川方面に道が分かれ、小樽方面の方へ右折。そういや、かなり前に小樽からキロロあたりは通ったことがある。キロロにいったらどこか温泉に入れるかなと思っていると案の定「日帰り入浴歓迎 キロロ温泉」の看板があった。キロロ温泉ってどんなとこだろうと思いながら車を走らせると、建物が見えてきた。
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想像していたのとは全然違っていた。
たぶん、土砂降りの雨が小降りにならなかったらUターンで引き返していた。
「折角ここまで来たんだし、まぁいっかぁ」とヨレヨレの格好のまま行ってみた。
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日帰り入浴は道路に面した入り口ではなく、中庭から。右手前の赤い張り文字のあるところが入り口。
入浴料金が940円。意外と安い・・・石狩番屋の湯(現在“えりの湯”)は浴衣や貸しタオル付きで1,200円だし。で・・・カウンターでお金を払い中に入ると・・・お客は私だけ。貸切みたいなもんでラッキーだったかもしれない。
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露天風呂も入ってみた。
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お湯はぬる目で、ゆっくり入っていてものぼせることはないみたい。
一人で気ままに入ることはできたのだけど
ただひとつ気に入らないのは、10分100円のマッサージチェアがなかったこと。
マッサージは高い料金を払えってことなんだろうね。
一般庶民の私は、湯上りにマッサージチェアがあって、畳の休憩室があるところが好き。
真狩温泉や昆布(地名)の銀泉閣幽泉閣は入浴料500円で、気張らず入れて良い感じ。

さて、採取したニカワハリタケ
帰宅してから
湯がいて冷まし味見。ゼラチン質で全くクセはない。青ジソとポン酢であえるとおかずの一品になるかも。
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このタイプのきのこはデザート向きかもしれない。黒蜜をかけてみた。
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美味しいんだけど、またぜひとも採取しようというんじゃなくて
一度食べたので、もういいかなって感じ。

 ホンシメジとシャカシメジ、ヤマドリタケモドキ、ハナビラタケの幼菌を食材として採取してきた。ホンシメジとシャカシメジは虫食いもなくドロを洗い落とす程度でOK,ヤマドリタケモドキは幼菌でも柄の方に虫食いがあり、虫食いきのこは捨てることにした。さて、何にしようか少し迷ったものの、手っ取り早くきのこ汁にしてあとは佃煮風に煮ておくことにした。きのこ汁は美味しかった。
 しかし、佃煮風に煮たものは・・・どういうわけか苦味がある。思い起こしてみると、ヤマドリタケモドキの幼菌をいくつか入れた中に、他のとは少し違って黄土色の傘で「これもモドキだよね」と小さな幼菌をひとつ入れた。後から思えば・・・あれはモドキじゃなかったかもしれない。少しでもあやしいものは除けておくべきだった。鶏肉があったのだから、やはりホイル焼きにすればよかったと後悔したが、後悔先に立たず・・・きのこ料理は本当に下手っぴだとつくづく思う。

 17年前、娘が小学校5年生のときだった。玄関に突っ立ったまま「お母さん」と呼び、どうしたのか行ってみると、娘は一匹の子猫を胸に抱いていた。子猫は可愛いというものからほど遠く、目ヤニで両目はふさがれ鼻水で顔中ガビガビになり汚いの一言、11月の寒空の下で捨てられ何日かを生き抜いてきたのだろう。
「このままじゃ死んじゃう」
汚い子猫を胸に抱えてきた娘の気持ちを思うと無下に元の場所に戻せとは言えなかった。
「病院に連れてってみましょう」
車に娘と子猫を乗せ、動物病院に行くことにした。車の中で娘は子猫を抱きながら目ヤニやガビガビになった鼻水を素手で少しづつ取って
「目が少し開いた」
と、病院へ連れて行ってもらえることに安堵した様子だった。
病院では
「もう1日放って置いていたら、死んでいたでしょうね」
と肺炎を起こしかけていたらしく2・3本の注射を打ちながら
「良かったなぁ、おまえさん。いい人に拾われて」
「あ、いえ、飼うとは決めていません」と私が言うと
「これも縁でしょう」と医師が言った。
病院に連れて行くことを決めたときから、そのことは覚悟していた。しかし、夫は何というだろうか。
家に帰り、飼いたいという娘にトイレの始末は自分がすることを約束して
「自分で、お父さんに頼みなさい」と促した。
娘は帰宅した夫に頼むと(夫は以前、犬を飼いたいとお願いしたときには反対したのに)、なぜかすんなりOKしてくれた。それからその子猫は我家の一員となった。
 その子猫の名前は「トラミ」で通称「トラ」に決まった。二人の娘たちはやがて「ニャンチー」と呼び、私もいつの間にか「トラニャン」とか「ニャンキチ」君と呼んだりした。夫はずっと「トラ」だった。 娘が大学生になり帰省するのは誰よりもニャンチーに会いたいから・・・と離れても相変わらず可愛がり、社会人になっても電話をよこすたび「ニャンチーは元気?」が第一声だった。

 トラの様子が変わってきたのは昨年の暮れ頃からで病院に連れて行くと、血液検査の結果「腎不全」と診断され「歳である」ことも言われた。娘には覚悟をするように伝えた。それから少し元気になったものの、1ヶ月前くらいから急に食欲が落ち嘔吐も頻繁になってきた。死期が近いのを悟って死に場所を探しているのか時々おかしな鳴き方をするようになった。10日前くらいには細かくした生マグロをやっと少し口にしたが、それも受けつけなくなってしまった。昨夜は歩けないのに歩こうとしている。やせ細った体を抱き「ここで死んでいいんだよ」と声をかけ、ずっとトラを胸に抱いていた。本当は娘に抱かれていたかったに違いない。今朝、仕事に行かなければならず、歩けないトラを置いて家を出た。仕事が終わり急いで家に帰ると、トラは死んでいた。猫は飼い主に死ぬ姿を見せないというけれど、たぶん私が仕事で家を出るまで頑張っていたのだろう。体はすっかり硬直し、私が家を出てからすぐ死んだことがうかがえた。
 冷たく横たわった体をなでながら「今まで、ありがとう」、それ以外に言葉が見つからなかった。

きのう、レオピーさんと電話で話していて
モリハラタケが出てましたよ、と私が言うと
「モリハラタケ?」
「ザラエノハラタケに似ていて、柄にささくれが無くて赤変するヤツ」
「えっ?、それってハラタケモドキじゃないんですか?」
「ハラタケモドキ?」
今度は私がわからない。ハラタケモドキってどんなキノコなんだろう。
ハラタケモドキ(Agaricus placomyces Peck. )の写真が掲載されている『北海道のキノコ』を教えてもらい、見てみると、図鑑の写真は白とびして、.今ひとつ詳細に見て取れない。

<後日、訂正>
北陸のきのこ図鑑を見てみると、ハラタケモドキが掲載されている。
Agaricus placomyces で、ネット検索すると
表示される画像はどうみてもナカグロモリノカサ
どういうことだろうとよくよく見てみると
Agaricus placomyces var. meleagrisがAgaricus moelleri Wasserのシノニムになっていて
Agaricus placomyces Peckはハラタケモドキで
Agaricus placomyces var. meleagrisはナカグロモリノカサ
最初ハラタケモドキはナカグロモリノカサだったんだと思ったけれど、これは訂正
同じAgaricus placomyces でも違うんだと後で分かった。
紛らわしい!

3年前に、何だろうと採取し、Agaricus silvaticusモリハラタケと同定した写真は↓。
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北陸のきのこ図鑑にハラタケモドキは変色性がないと記載されている。
モリハラタケは著しい変色性(傷をつけると赤変)がある。

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