きのこメモ 忍者ブログ
& きのこに関係ないつぶやきなど…
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きのこメモは下記URLにお引越しいたしました。

http://kibukin.blogspot.com/


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今現在使っている忍者ブログは、3ヶ月の書き込みがなければ広告が入るものの、書き込みをしていれば広告が少なく、使いやすく魅力だった。しかし10月から広告が常時入るようになり、広告が嫌なら有料にせよということなんだと思うけど、それほど頻繁に書き込みをしない私にとって、有料にしてまでブログ書き込みしたい願望がない。そのうち無料で広告の少ない(目立たない)ブログに移行しようと思う。

8月に、娘からのお下がりでもらっていたPCをメインPCに変えた。
ホームページビルダーも、そろそろバージョンアップ版を購入しようと見てみたら
IBMからどこぞの会社に変り、古いバージョンではバージョンアップ版がない。
バージョンの新しいものが欲しけりゃ買いなさいってことだよね。
古いバージョンでも不便なことはないので、まっいいかぁ~とバージョンアップは諦め
インストールした。
しかしだ、ファイルをUPするためのFFFTPをDLし
パスワードを設定する段になって、印刷しておいたパスワードを入力してもパスワードが違うと表示され
何度打ち直してもサーバーと繋がらない。たぶん、途中サーバーパスワードを変えてしまったのかもしれない。なんだってこんなパスワードに翻弄されなきゃならんのだと、パスワードの変更をしてやっと繋がった。
さてHP更新の準備は出来た・・・が、時間がない。

ブログ移行やHP更新は、冬場になるかなぁ・・・と、ぶつぶつ独り言。

ここ数日、雨天が続いていた。
この雨で少しはきのこが出てきているのではないだろうか・・・
もしかしたら、ヤマドリタケがそろそろ顔を出しているかもしれない・・・
そんな思いで羊蹄山方面に出かけた。
針葉樹林では
ホウライタケの仲間やクヌギタケの仲間の小さなきのこが群生していたが、
ヤマドリタケは出ていなかった。

別な場所に移動すると
少し遠目で、ミイノモミウラモドキだろうかと見つけたきのこがあった。
近づいてみると、中心部にササクレが有りミイノモミウラモドキではなさそうだ。
117.jpg
よくよく見ると、植生されたケヤキから5・6m離れて囲むように散生している。
何だろうと思いながら・・・いくつか手に取り
これはあの時のきのこと同じだ・・・と思い出したきのこがあった。
4年前、9月にも発生していた
(チョットひどい写真で、あまり見せたくないのだけど)↓。
9871.JPG
4年前、胞子の形態に面白みがなく、
おそらくPouzarella亜属のきのこだろうということだけで、不明種にしていた。

家に戻り、きのこを並べた。
002.jpg

簡単にヒダの切片を作り、覗いてみると縁にも側にも
ほぼ同形のシスチジアが見られる。シスチジアの形態・胞子の形態から
どうやら、Entoloma versatileらしい。
ざっと見ただけなので、ちゃんと記録をとり、照合しなくっちゃね。
昨日のチャワンタケについて
当初、学名を確かめもせず「フジイロチャワンタケモドキ」と思い込んでいた。
というのも、日本のきのこに掲載されている「フジイロチャワンタケモドキ」と
スイスの菌類図鑑に載っているPeziza celticaの写真とよく似ていたので
P. celticaがフジイロチャワンタケモドキと思い込んでいたのである。
しかし、フジイロチャワンタケモドキの学名はPeziza praetervisa
P. praetervisaの写真を見ると、紫色はかなり濃い感じがする。
それに、P. praetervisaの胞子は12-14(15)×6-8μm
子嚢のサイズは170-250×9-12μm。
昨日のチャワンタケは14.1-17.7×7.8-9.9μm。
子嚢のサイズは230-280×13-17μm
胞子や子嚢のサイズが明らかに違っているので
「フジイロチャワンタケモドキ」とは違う。

フジイロチャワンタケPeziza micheliiの胞子サイズは
16-17.5×8μ(Dennis 1978 13-17×7-9μm)
子嚢のサイズは(スイスの菌類図鑑)、235-280×11-12μm.1+.
それで、こんなのを見つけてしまった。P.micheliiの外托被は白かったんだ!
(Youtubeには、ホントいろんなのがあるんだね)



わずかであるけれど黄色い汁が出ること・・・これが決定打だろうか


しかし、昨日のチャワンタケがP. micheliiであるなら、自分のHPに載せているのは
果たして本当にP. micheliiであろうか?
うむむ・・・ーー;。
 このところ、顕微鏡を覗いてみる余裕のない日が続いていた。
きょうは娘を病院まで送り、帰り道、遠回りして札幌市内の某公園に行ってみた。
031.jpg
遊歩道をはさんで右に広葉樹林、左に針葉樹、
道なりにプラプラと歩き、下旬になればきっとキノコはそれなりに出てくるのかもしれない。
クロハツらしききのことオオホウライタケがいくつか見られただけだった。
やはり、ここも不作かなと足元を見ると、チャワンタケ。
ん?・・・Peziza celtica?
024.jpg
きょうはこのキノコを見つけることが出来たのでラッキー♪、と採集袋に
チャワンタケを入れた。

家に帰ってきてから採取したチャワンタケを並べてみた。
039.jpg
幼菌のうちは綺麗なウスムラサキ色、成熟するにしたがって茶褐色になってくる。
ん?・・・なんか切った所が黄色っぽく変色している。
ホントにPezaiz celticaだろうか?
スイスの図鑑を見てみると、傷ついたところが黄色くなるとは書かれていない。
では、Peziza michelii(フジイロチャワンタケ)だろうか?
でも、フジイロチャワンタケの外皮托はたしか白じゃなかったはず・・・。

そんなわけで、顕微鏡を覗いてみることにした。
image22.jpg
表面のイボがイマイチ写し出せない。
表面のイボは、たぶんコットンブルーで染まるはず・・・
image17.jpg
↑かなり、粗いイボ
image14.jpg

Peziza celticaのような・・・違うような・・・

今日は時間切れ、今度のお休みに少し調べて見たいと思う。


数日前まで10℃以下の気温が続き、峠では雪の降るところもあった。
今日はこの春一番の暖かさで、20度を超えた。道南のほうでは、5月上旬に桜は満開だったと聞く。しかし、私の住むあたりは五分から八部咲きといったところだろうか。この暖かさで明日当たりは一気に満開になるかもしれない。
ハルシメジ(の仲間)が出ているのではないかと苫小牧へ行ってきた(出ていなかった)。その帰り、支笏湖を回り野幌に寄って来た。野幌で桜は満開だった。
P5180302_01.JPG

P5180318.JPG

アカエゾマツ林ではオオシャグマが結構な数が出ていた。
P5180314.JPG
ハルハラタケも出ているのではと探してみたけれど、見つからなかった。
例年なら、ハルシメジによく似たきのこも出ているはずと、運動公園の方へ
行ってみたけれど出ていなかった。
やはり数日前までの寒さが、響いているのかな・・・。
この暖かさが続くと、もう2~3日で出てくるのかもしれない。
今年、見つけたいと思っているきのこのひとつ。
Russula crassotunicata
きっと、羊蹄山麓にあるはずなのだ。 もちろん日本からは報告されていないきのこで
私自身、見たことがあるような、ないような・・・ (たぶん見かけているのに、見過ごして来ているような気もする)。
ネットで見られる写真を目に焼き付けておこうと思う。
メモ
Russula crassotunicata
Russula crassotunicata
Rogers Mushrooms
Russula crassotunicata identified as host for Dendrocollybia racemosa.
Mushroom Observer
こーゆー気分は、パチンコで負けた気分なんだろうなぁ・・・
(パチンコはジャラジャラの騒音が嫌で、
結婚して間もない頃、夫と入ったことがあるだけで
それ以来、足を踏み入れていない)

実はあるカメラが欲しくて、某オークションに参加していた。
ヤフオクなら、高値をつけ落札するか、高値をつけられて落札出来ないかなので
次点になった場合、別に損をすることもない。
しかし、最近コインを購入して入札するオークションがあり
商品によって入札ワンクリック1円づつ値があがり、入札にはコインが必要。
コインは1枚75円。自分が100回入札するとすれば100枚のコインを購入しなければならない。
(20枚・50枚・100枚・200枚・300枚・1000枚などあり、枚数が多いとおまけのコインもある)
落札できようが出来まいが入札に使用したコインは戻ってこない。

欲しいと思ったその商品は何度も見送り、だいたいどのくらいの入札回数で
落札できるのか見てきた。
ほぼ総数700~1000回の入札回数で落札できている。
ならば800回(1入札1円なので、商品価格は800円)くらいから
200枚(15,000円)くらいのコインを買って、自動入札しておけば
大方の確立で落札出来るだろうと踏んでいた。
別な商品を見ると、たとえば42型のテレビ(新品が)が総数5千回くらいの入札のこともあれば
たった3回(3円)で落札されてしまうこともあり、
出来るだけ後から入札したほうが有利なのでしばらく様子を見て誰も入札しないままに
最初に入札した人が、そのまま落札されるケースもある。
欲しいと思った商品の終了が深夜だったので3~4時間延長覚悟で入札し見ていた。
なんと1000回の入札を超え1200回も超えてしまった。
最初の掛け金(コイン代金)を無駄にしたくないのと
更にコインを200枚買っても、落札できればヤフオクの相場より半額近い金額で入手できる。
そんな訳でコインを買い足し入札を続行した。
しかし、別な入札者が現れ入札総数1600回を超えてしまった。
8時間も過ぎたのに、これからまた延々と時間を延長させ張り合うべきか
や~めた!と手を引くことにした。
さてお金と時間の無駄遣いをしてしまった。
うまく行けば、数枚から数十枚のコインで落札できることもあるけど
結局は殆どの人が無駄にコインを捨てストアが儲かるように出来ているのだ。
これって、パチンコと同じじゃないかなぁ
後から見ると終了時間から9時間近くたってやっと終わっていた。
コインを1番多く使った人が落札できるならまだしも・・・・
横から入ってきて少ないコインで落札しちゃうんだもんなぁ・・・
それと、疑えばキリがないけど、出品者側でサクラの入札者を装って
落札してしまう(コイン代ぼろ儲け)ってこともあるかもしれないし・・・
(カメラ専門店でもないのに毎日1台、その商品が出品されているのも怪しい)
コインを使ったオークションは、もう絶対やらない!!!
原発関係のことは、下記URLのブログに書いていくことにした。
http://mymemo.side-story.net/
4月に入り、雪解けがすすみ
我が家の小さな庭も地面が見えるようになってきた。
(雪割りをすれば、庭の雪はもっと早くに無くなっていた→不精でやらんかった。)

雪が解け、地面が見えてきたその庭にチャワンタケが出ていた。
110408.JPG
大きさは5~6cmで、椀形というより皿っぽい。
オオチャワンタケかな?
一応メルツァーで見てみた。
側糸は糸状のものが散見される。
4608.JPG
途中が膨らみ、糸状ではないものも散見される。
7ee0c2f5.jpeg
KOHで封入し、カバーガラスをコツンコツンつつくと
子嚢が飛び出してくるのだけど、側糸はうまく全容がつかめない。
de8c7160.jpeg
(画像差し替え)
側糸は、糸状のものと、途中膨らみのある側糸が散見される。
子嚢の長さは20個を測ってみると、280~370μm。
007.jpg
側糸のサイズは合致。で、胞子を計測。
a093e4e0.jpeg
                                                                 (画像差し替え)
胞子サイズも合致。
Peziza vesiculosa、オオチャワンタケで良いのだと思う。

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