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このところブラウザはGoogle Chromeを使っている。そのGoogle Chromeでは3日も経つのに修正が反映されていない。IEとFirefoxでは、修正直後にきちんと表示されているのに、なぜだろう?自分のPCのみだけだろうか?
Google Chromeの新しいタブを開くと8個のよく見るネット先がサムネイル表示されているのと、IEより断然に軽く(表示時間が早い)便利と思っていた。その軽さに慣れると、どうもIEは使う気になれない。でもGoogle ChromeがこうだとFirefoxをメインにしようか・・・でも、新しいタブの8個のサムネイル表示はなかなか捨てきれない。
それが確かにAgaricus depauperatusであるのか、わからないのだけど
記載があった。
http://mycostra.free.fr/bulletin/agaricus_depauperatus.htm
たしか数年前
井口さんが訳してくださったことがあった。
その記録を残しておけば良かったと今頃反省している。
ネット上の翻訳ツールでフランス語から日本語に訳すと
とんでもない文章になって出てくるけれど、それでもサイズや色合いについて
部分的にこんなことが書いてあることが分かる。
傘径は5-7cm、灰色かかった褐色、繊維状(?)
柄は5- 7 cm、太さは1-1.5cm、傷をつけるとバラ色に変色
それと胞子は7-9μで卵型。
これだけでも分かると、子実体の大きさや胞子サイズ、傷をつけてもバラ色に変色しないことから
Agaricus jezoensisとAgaricus depauperatusは別種であると見て取れる。
2年前くらいだったろうか・・・「ひとりごと」に掲載したことがあった。
その後も進展しないままのきのこで
今年は、もう少し何とか出来たら良いなぁ・・・と思っているきのこのひとつ。
幼菌状態↓
胞子と担子器と傘表皮の菌糸
たぶんヒダの縁には縁シスチジアに似たマージナルセルがあると思われるので
今年はその確認と柄表皮菌糸の検鏡をやっておきたいと思う。
下のきのこは、2005年に釧路のKさんがおしゃべりボードに投稿してくださったことがあって
たぶん上の写真と同じ種と思われる。
(下の画像は保存していた画像で、撮影されたご本人の了解を得ていません。
Kさん、Yさん、すみません)
そして、下はN.Y.さんが(千歳?)で撮影してくださり投稿してくださった写真
日本菌類誌からの記載
Agaricus jezoensis Imai.
子実体は群生或は叢生; 傘は径8-18cm,類球形,のち丸山形あるいはやや中丘を有し,遂に殆ど扁平となる; 表面は乾燥,帯赤黄色,粉状; 肉は帯白色或は帯黄色,空気に触れて変色せず,厚し,臭及味なし; 褶は離生,白色,のち桃色,遂に黒紫色となる,密; 茎は10-18×1-2.5cm,殆ど同幅,下部僅か肥大,白色或は帯白色,絹糸様,充塞,のち中空; 鍔は膜質,広く,下側黄粉状,上位; 胞子は楕円形,平滑,6.5-8×4-5μ; 胞子紋は黒褐色,可食。
林間陽地或は草原地上―秋北海道帝國大學農學部紀要 第四十三巻 第二号
Gregarius vel caespitulus, edulis. Pileo 8-18 cm. lato, subgloboso, dein convexo vel subumbonato, demum subplano , sicco, ochraceo, furfuraceo; carne albida vel flavidula, non mutabili, cressa; odore saporeque nullo; lamellis liberis, albidis, dein roseis, demum atro-purpureis, confertis; stipite 10-18 cm. Longo, 10-25 mm. crasso, subaequali, deorsum leviter incrassato,albo vel albido, sericeo, e farcto cavo; annulo membranaceo, ampro, subtus flavo-furfuraceo, suprro; sporis in cumulo atrobrunneis, ellipsoideis, levibus, 6.5-8×4-5μ.
Hab. on the ground in open wood or on lawns. Early autumn. Ishikari (Sapporo)
Distr. Endemic.
Jap. Name. Ki-haratake (n. n.).
The present fungus somewhat resembles A. augustus Fr. and A. perrarus (Schulz.) Sacc., but it is easily distinguishable by the white stipe and less squamulose pileus.------------------
原記載にある下部の英文部分にある A. augustus Fr. and A. perrarus は現在同種で A. augustus の名が使用されている。
less squamulose pileusは傘鱗片が小さいと訳すのだろうか(少ないという意味だろうか)
A. augustusとは白い柄と傘鱗片が小さいことで容易に区別がつくということなんだろうと思う。
A. augustusはネット検索すると結構ヒットしその写真を見ることが出来、傘表面の鱗片の形態、胞子サイズが若干違うことから、自分の写真のきのこは A. augustusとは別種であると言える。しかしキハラタケと言い切れない。その1番のネックは、傘表面の鱗片は繊維状の細かな鱗片で粉状とは言えず、「粉状」という記載をどう捉えるべきか。また、若干の変色性があり、この点も記載とは違っている。
丸山厚吉さんのサイトを拝見すると
キイロモリノカサ(仮)としてAgaricus depauperatus (Möller ) Pilatが掲載されている。
丸山さんの写真を拝見すると子実体の感じや胞子サイズ・傘の菌糸はよく似ている。
Agaricus depauperatus とはどういうきのこなのか調べる必要がある。
以前は過去のきのこ写真を見ると、これはあの場所で撮った写真とすぐに思い出せた。
ところが最近は、何処だったろうと同じ日に撮った何枚かの写真を見てやっと思い出す有様。
うーん、かなりヤバイかも。
数日前、北海道きのこの会から封書が届いた。
春の研修会・総会の案内だった。
内容を見ると、4月24・25日の1泊2日で登別カルルス温泉の鈴木旅館で開催される。
4月なので採集観察会はなく、会員による発表があり
1日目は西原さん
2日目は私とイグチ部会になっている。
思わず、「えーっ、聞いてないよぉ」と思ってしまった。
しかしだ・・・昨年の役員会で出来るようなことも言ったような気がしてきて
そっかぁ・・・たぶん出来ると了解したのだろう・・・よく覚えていない。
だけど持ち時間がどのくらいなのか、全く聞いていない(と思う)。
やはり・・・かなり物忘れが激しい。
何にせよ、発表する準備をしなくっちゃね。
しかし、困ったものだ。
掲載予定のフォルダに20数種のきのこがあって,昨年からずーっとそのまま。
少しきのこ離れをしていたせいか
画像の1枚1枚を見ると、なんか・・・やっぱ、きのこっていいなぁ・・・と
しみじみ見入ってしまった。
そろそろ、きのこにも身を入れなくっちゃね。
そもそもの発端は自分が撮った珪藻の種名を知りたい・・・と調べ始めたことがキッカケだった。
珪藻の図鑑を持っているわけでなく、写真を撮りひたすらインターネットで調べる・・・
そんな作業をしていた。
150種はある程度の種数と言えるんじゃないだろうか
第一段階として、「珪藻ギャラリー」なるものをアップすることにした。
http://nivalis.jp/microscope/gallery/gallery_index.html
これからは、きのこ写真と同じように
チマチマと追加していけたらと思っている。
しかし・・・UPする前はこれでいいのではと思っていても
UPしたものを見ると、こんなはずではなかったと、あっち訂正こっち訂正。
なんでUPする前に気付かないんだろう?
と、きょうはそんなことをやっていた。
3ヶ月書き込みがないと広告が入るので、途中何か書くと思いますが・・・^ ^;。