ブログタイトル変更

 珪藻関連は珪藻メモに書き込むことにしたので
これまでの「きのこetc.」は「きのこメモ」に変更

 きのうは、過去に撮っていたEntoloma araneosumのヒダの枚数を数えていた。
そのうちの1枚の画像↓

スイスの菌類図鑑（vol.4)を見ると、ヒダの枚数は[L=22-30 l=3-5(7)]と記載されている。
これまで｢L」は大きいヒダが子実体1個に対して全体の枚数であるとあまり気にもせず見ていた。
では「ｌ」のほうは・・・何だ？
Abbreviations and Symbols（p22）があって、ちゃんと説明書きがあった。
L　は柄に到達するヒダの枚数
ｌ　は柄に到達しないヒダで、柄に到達するヒダとヒダの間にある中ヒダ小ヒダの枚数
そっかぁ
ヒダの枚数を記載するときには、ラージLとスモールｌで記載できちゃうんだと、一人納得していた。
そんな基本的なことも分からずにいた。

ヒダの枚数が少ないときは大きいヒダは一回りグルッと数える。
柄が邪魔していたり、上の写真の程度なら半分を数えて×２。もっとヒダが密だと4分の一を数えて×４。
柄に到達しているかしていないかビミョーってのもあるんだけど
上の写真のきのこのヒダの枚数は「L= 20　l=3-7」ということになるかな・・・。