きのこメモ 分解能の限界 忍者ブログ
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 光学顕微鏡はN.A1.4の対物レンズで0.24μmが分解能の限界、使われるフィルターによって若干の差はあるにしても、0.23~0.24μm。
 その限界付近にあり、レンズの分解能のテストプレパラートに使われるのがAmphipleura pellucida。
A.pellucidaを撮り、同じ条件で対物ミクロメーターを撮り、10μmに何本の条線があるのか数えてみた。
36.jpg
上の画像と別なA.pellucidaをもう一枚(ノイズがあって見難いですが)
37.jpg
2枚とも10μmに38本の条線があり(42~50本というのもあるらしい)
10÷38≒0.26、条線と条線の間の隙間を考えると、条線自体の太さは0.26μm以下。
条線が50本近くあったら、すでに分解能の限界を超えている。
Nitzschia longissima(?)も38本くらいの条線があるものがあり
限界付近なんだろうな・・・通りで難しいはずだ、と思った。
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コメント
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無題
これ私も昨日初めて見たのですけど、相当手強いですよね!
通常の照明だと、この270nmあたりの横縞がかすかに見える程度だったので、どうしようかと思っていたのですけど、nivalisさんの画像見てちょっと胸をなで下ろしました・・。(^^
gajin URL 2009/05/28(Thu)23:41:46 編集
無題
相当手強いですよね!

はい、相当手強いです^ ^;

>胸をなで下ろしました・・。(^^

昨日出かける間際に条線を数えることを思い立って短時間で撮った画像なので、あまり良くありませんです_ _;。A.pellucidaは・・・通常の照明で明瞭に条線を撮るのは至難の業かもしれません(たぶん私には無理)。
 でも、「この微細構造を撮る」というのは、自分にどこまで出来るかって楽しみのひとつでもあります。
 明日から2・3日出かけるので顕微鏡を覗くことが出来ませんけれど、帰ってきてからまた挑戦してみます^ ^。
nivalis 2009/05/29(Fri)16:02:20 編集
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