きのこメモ 茨城へ 忍者ブログ
& きのこに関係ないつぶやきなど…
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30・31日の両日、茨城へ行ってきた。
シイの木がない北海道では、カンゾウタケが見られない。
タブノキもないので、マユハキタケも見られない。
そんな私をA井さんが案内してくださり
カンゾウタケとマユハキタケを見ることができた。
008.jpg
カンゾウタケは聞きしに勝る「血の滴るお肉」。手に汁がつくと、まるで怪我でもしているかのように
手に血がついているといった感じで、切るときもお肉を切っているようだった。
014.jpg
お皿にスライスしたものを並べると
これは絶対お肉と間違える。
021.jpg
A井さんによると、これは未成熟で本来は酸味と甘味があるそう。
酸味は感じられるものの、甘味は全く感じられず、ボケた味。
マヨネーズを付けて食べた。
子実体の形は硬いタコウ菌のイメージがあるけど、肉は柔らかい。
不思議なきのこという印象。

鹿島神社の境内では鳥居をくぐるとすぐに、古く大きなタブノキがあって
タブの木はご神木にされる木とあって、なるほど風情のある立派な木がそびえていた。
その木の根をたどると、数ミリのマユハキタケの幼菌がいくつもついていた。
境内はかなり広く,神社の敷地面積はこれまで知っている神社の比にはならないほど。
散策路脇にタブノキの腐朽倒木があって、その腐朽倒木に
かのマユハキタケの形態をした子実体が見つかった。
図鑑で写真を見ると、小指くらいの大きさなんだろうかと想像したこともあったけど
その後、もっと小さいものだと聞いていて想像はしていた。
けれど、その想像よりもっともっと小さく1~2cmくらい。
これがそうなんだ・・・とまじまじと見た。
020.jpg

カンゾウタケやマユハキタケは
樹木を変えて、北国に出ることはないんだろうか・・・と思いながら
北海道で見られないきのこを見ることが出来て感激。
お世話になりましたA井さんをはじめ、奥様、G藤さん、K谷さん
ありがとうございました。
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無題
筑波で特訓と聞いてましたがいかがでしたでしょうか。私も京都で初カンゾウタケをゲットしました。

図鑑の写真からは樹木の中腹にあるイメージを持っていましたが、意外にも根本付近に発生してるものが多かったです。

スライス1枚だけ標本にして、あとは食べてみようと思ってます。
種山 2009/06/01(Mon)19:27:51 編集
無題
>筑波で特訓と聞いてましたが

えっ!? 
ありゃ~、知っていたんですかぁ!
(ごく一部の人しか知らないと思っていました^ ^;)

>いかがでしたでしょうか

私は頭の回転が遅いので、先生に苦労かけてます_ _;。
が、すごい勉強になっていることは『確か』です。

>意外にも根本付近に発生してるものが多かったです。

私は樹木のどのあたりにというのは、全くイメージがなかったのですが、最初に木の根元の二股に分かれるような部分に発生すると聞いて、重点的にそんな所を探すとありました!です。写真のカンゾウタケはA井さんが見つけてくださったものですが、自分が見つけたものはお天気が悪いのもあって、ウロのような影になった部分はとっても暗くて何枚かの写真は全部ボツでした。

>あとは食べてみようと思ってます。

美味しいといいですね!
nivalis 2009/06/01(Mon)22:58:53 編集
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