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ここ数日、メイン顕微鏡で珪藻の写真を撮っていた。
珪藻のプレパラートはJシリーズを別として
ランダムに入っている散らし珪藻プレパラートは数回見たからといって、
すべて見尽くしているとは言えず
あ、こんな種もあったんだと気付かされることが多い。
↓の種はKMR-01(沿岸)の珪藻プレパラートに入っていたもので先日気がついた。持っているJシリーズに似たようなのが入っていて(たぶん同種?)、あれは沿岸で採集された種だったのだと今頃わかった。
変わった形だと思いながら、輪帯照明で見たりすると条線があり、その条線が点紋列になっていることがわかる。さて、それを写真に撮ろうとすると、カメラの小さなモニターでは拡大しても点紋は見えない。点紋が一番見えているときの周りの状況をよく見ながら撮っていることがしばしば。
これはJシリーズでも見たことがあって、そっかぁKMR-01にも入っていたんだと気付かされた。
別な場所の同種を(チョット一工夫して)撮ると下のようになった。
したの種は「ん?、はじめて見るぞ」(はじめてが、もちろん多いのだけど)
いや、これはどうやら、真上らしい。
たぶん、同一種だと思う。
他にも「へぇ~」と思ったのが
これは、もしかしたら他にもあるかもしれないとよくよく見ると
重なってしまっているけれどちゃんとした形のがあった。
珪藻には○△□形が多種多様。
ところでKMR-01にはお花の形のようなのがたくさん入っている。
これも珪藻なんだろうか?
私は珪藻の種名を殆ど知らない。淡水種でいくつかの属がわかっているだけ。
ただ、人間では作ることの出来ない整然とした紋様があり
照明によって織り成す色合いの種がある。
暗視野コンデンサを持っていないけれど、要領さえわかれば暗視野で
美しい珪藻を見ることも出来る。
珪藻の微細な紋様をそれなりに写し出してみたい・・・
それが結構おもしろ楽しい(綺麗に撮れたら、嬉しい)。
冬場はきのこがないから暇でしょと言われるけど、とんでもない。
冬場だってヒマじゃないのだ^ ^。