きのこメモ この先 忍者ブログ
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きょうの報道を見ていて
3号炉のタービン建屋に溜まった水に含まれる放射能は、燃料棒プールではなく格納容器損傷から漏れたのではないかと、専門家の見解があった。
放射能数値が高いので、もちろん格納容器の修理など不可能
この先、ずっと放射能が漏れたまま冷却し続けなければならない・・・らしい。
最悪の状態は再臨界・・・
再び核分裂が始まらないように、ホウ素の混ぜた海水を注入し、冷却と中性子線を吸収させる作業を
続けてきた。一昨日の話では再臨界の可能性は低いと言っていたが
どうも危険な状態は続いているらしい。

東電や保安院の会見を見ていても、要領を得てなくて、さっぱり分からない。
現場の人たちがどれほどの危険を冒してくれているのか承知しながら
東電や政府の言うことは隠蔽していると、国内外に、もはや通用しなくなってきている。
国民がパニックを起こしているのではなく、
都合の悪いことは隠そうと、政府がパニックを起こしているんじゃないだろうか。

放射能が、この先もずっと漏れ続ける・・・
このような事故がおこれば、漏れを抑えることも防ぐことも出来ない
燃料が冷めれば石棺も出来るんだろうけど、汚染された大地は
この先何十年も、元の大地に戻ることはない。
今の人間の手に負えるものではない、これが原発の現実なのだ。
この先、どうなるんだろう。
原発事故・・・その先にあるのは目に見えないものへの不安と恐れ、
これまでの平和な時代とは違う、別な時代の幕が開いてしまった感じ。
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